ウィリアム モリス展
友人から寄せられた情報です。
19世紀英国を代表する、工芸デザイナー、ウィリアムモリス展が、館林美術館(群馬県立)で
4月15日-6月18日まで開催されるとのことです。更紗の模様によく似たデザインや、どこか
東洋的なデザインを数多くのこしていることもあり、モリスのテキスタイルや、彼の活動にとても
興味を持っています。
ウィリアムモリス---デザイナー、詩人、社会思想家として、産業革命の進展によって
変貌した社会に警鐘を鳴らし、ものづくりの原点に立ち還る活動を繰り広げました。
特に室内装飾の分野で、中世の職人を手本として、デザインから製造まで一貫して手がけ、
建築空間に平面的な装飾をバランスよく配する独自の感覚のよって、アーツ・アンド・
クラフツ運動などにいたる近代デザインの展開に大きく貢献しました。
植物や鳥の連続模様に代表される、モリスの温かく親しみやすいデザインの原点には、
社会全体に自然と調和した美しさをもたらそうとする、壮大な思想があります。
(展示会案内より抜粋)
今回、館林の展示会では、サブタイトルに
『ステンドグラス・テキスタイル・壁紙・家具・書籍のデザイン』となっています。
敷物、陶器、卓上ランプ、サセックス・シリーズの肘掛椅子などの展示もあるようです。
群馬県立館林美術館
2006年4月15日(土)-6月18日(日)
AM9:30-PM5:00 (入館は4:30まで)
一般800円・ 大高生400円
住所 群馬県館林市日向町2003
TEL 0276-72-8188(代)
http://www.gmat.gsn.ed.jp/
館林の場所を地図で探してみると、埼玉、栃木、茨城に隣接しているところのようです。
アクセスは便利とはいえませんが、会期中に、是非行ってみたいと考えています。
以上、情報としてのお知らせでした。