龍を感じる1年でした
アジアの言葉で言うとナガを身近に感じる一年でした。
(↑ラオスの絹織に描かれるナーガ)
この春、群馬の長野原から長野の軽井沢に向かう山道を走っている時、
上空から俯瞰しているような、まるで、龍になって眼下を見ているような経験をしました。
霧で視界が悪かったので、心配していたことや、とぎれとぎれに入るラジオから二胡を使った
音楽がかかっていたのもあったのでしょう。 緊張の中ながら心地よい時でした。
(↑琉球新報社 本社ビル 社屋外と内)
以来、龍にまつわる言葉やデザインなどが目に留まるようになりました。
よくアジアの布にも龍は描かれていますが、これまではモチーフの一つと考えるだけでした。
10月の沖縄での展示会の際にも、たくさんの龍に見守られました。
(↑プラザハウス flagship okinawa内 琉球漆器)
中国では、龍門の滝の急流を登り切った鯉が、龍になるという故事があります。
それが「登龍門」の語源だといわれているようです。
立身出世には関心はありませんが、これから、たくさんの龍と出会いたいと願っております。
先日、全国的に悪天候となった11日、午前中の東京は嵐がきたかようでしたが、
午後には、それがうそだったかのように快晴になりました。
バルコニーで作業をしながら、次々に姿を変えていく雲の姿をながめ「写メ」を撮りました。
よく見ると、龍が空を舞っているかように広がる雲がありました。(画像は加工していません)
(↑赤城神社)
今年もお世話になりながら、ご挨拶も行き届かず大変失礼をしております。