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更紗とアジアの良布

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プロセス

布の話
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 ジャワ更紗の製作工程の中で、最も大切なのが蝋をのせる作業。

 蝋描きの女性が使うのが、チャンティンという道具です。これを使うことで、細やかな線が描けます。

 用途に応じて太さは様々。シャープペンシルの先のように細いものもあります。

 
 写真の布は、一度、デザインに沿って防線がされ、藍色に染められたようです。
 
 何度も防線して、他の色を重ねて染めていく作業を繰り返して、
 
 一枚の美しいジャワ更紗ができあがります。


 次の写真は、ジョグジャカルタの工房で撮りました。伝統模様「パラン」を描いています。

 熱した蝋を、チャンティンに入れて、模様に合わせて蝋をのせて描きます。

 黙々と作業をしている女性たちに、「大変な作業なのでしょう?」と声を掛けると、

「ぜんぜん。メディテーションのよなものよ」と答えてくれました。

 
「失敗しないように」と気持ちを集中させていくうちに、流れにのり、自然に手が動くのでしょうか。





□ インドネシア ジョクジャカルタ(中部ジャワ) 2001年頃 □
 
 
 

 

 

Comments 4

針刺し家  
No title

この作業は 大体の 当たりをつけて あとは フリーハンドでしょうか? でも やってみたら はまりそうです

2006/04/15 (Sat) 19:14 | EDIT | REPLY |   
Collection Saya  
No title

はり様、写真の場合、下絵に基づいてフリーハンドでのせているようです。機会があれば、ぜひ挑戦されてみてください。

2006/04/15 (Sat) 22:45 | EDIT | REPLY |   
Pipestar  
No title

ボクもジョグジャで同じような光景を目にしましたw 色を勝手に変えるあたり、いかにもインドネシア人気質ですねw ボクはバンバンさんという方の工房に1週間寝泊りさせてもらいました。 工房の人の若さには驚きましたね。 あんな若い子が起用にイセンを書いてるなんてね。。。 インドネシアはボクにとっても非常に興味深い国です。

2006/04/29 (Sat) 19:03 | EDIT | REPLY |   
Collection Saya  
No title

同じような光景を目にされた方からのコメントうれしく思います。インドネシアもほかのアジアの国と同様に奥深く(!?)楽しいところですね。紅型の技術を持つ方が、インドネシアにバティックの勉強に行かれる方は多いのでしょうか。最近よく耳にするような気がします。

2006/05/09 (Tue) 17:31 | EDIT | REPLY |   

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