vol.3/暮布図 craft 展
昨朝は、近所から聞こえる歓声で目を覚ましました。
テレビをつけると、ちょうど日本が1点を先制したところでした。
自宅近隣は普段は静かな住宅地ですが、ワールドカップが始まって以来、
どこからともなく歓声が響いていました。
その後、強豪ブラジルが目を覚ましたのが、残念な結果になりましたが、
JAPANブルーはまぶしかったです。
写真 上
バティックが大好きだという、お針子作家の水野このみさんの仕覆です。
織部のぐい飲み(棚橋 淳氏作)をつつんでいます。
以前、古いバティックなどに、藍染めをかけてもらった布の話に触れたことがありますが、
その布を活かしていただき、仕覆(しふく)に仕立てています。
こういうカタチをしているからでしょうか、もともとのバティックの模様が、藍色の中から
浮き上がるかのようです。
写真 中
屋我 平尋(やが へいじん)氏による沖縄ガラスです。
これまでよく知られていた琉球ガラスの域を越え、様々な可能性を試しています。
今回は、暮布図展の内容にご理解いただき、生活(暮らし)をかもし出そうと、
特別出品していただけることになりました。
沖展でも話題を呼んだ、クリアなガラスに施したピッチングの技法は見ものです。
沖縄県指定の伝統工芸師。
写真 下
トルコブルーの蓋つきに、上に同じくお針子作家の水野このみさんに、仕覆を作っていただきました。
仕覆というものは、本来、茶道具などをくるむもののようですが、大切にしたいものを、好きな布で
くるむと、さらに愛着が増すような気がします。
とっておきのチョコレートを入れて、ティータイムを楽しみたいような気もします。
■暮布図 くらふと 展の詳細はコチラから■
http://blogs.yahoo.co.jp/rmkn980302/6579137.html
今年の展示会は、さらに更紗とアジアの布の可能性を求め、
手芸家、工芸家の方々のお力をお貸りして、暮布(くらふと)展を開催します。