vol.4/暮布図 craft 展
花樹ぶらんど (Natural & Comfortable・鎌倉)のご紹介です。
鎌倉でカジュアートスペースを運営する、染織家のたなか牧子さんは、
鎌倉市二階堂の古民家で、織り教室を運営しています。
その傍ら、地域の活性化を図ろうと、様々なイベントを開催し、活動していらっしゃいます。
5年ほど前、アジアの染織展を開催させていただいたご縁で、カジュアートスペースを
主体とする活動の内容について、メーリングリストが来るようになりました。
目を通すたびに思うのは、企画の面白さ、活動の幅の広さで、ただ驚くばかりです。
なかなか伺えずにおりますが、いつも、エネルギーを感じ、楽しませていただいています。
「花樹ぶらんど」を立ち上げたとのこと。
手織り布のはぎれ、廃棄処分される工業製布などを活かして、ブックカバーや、
バッグに作り変えていることを知りました。
さっそく、私の手元にある、日の目を見ない布の話をしてみました。
棄てるにはもったいない、でも、展示会に出せるものではない...。そんな布が山ほどあるという話をすると、
「どんな布でも良いので、送ってみてください。活かしてみましょう」と言ってくださいました。
以前にも、どこかで触れましたが、ジャワ更紗(バティック)やインド更紗(カラムカーリ)を
現地にオーダーし、出来上がって、手元に届くまでにはいろいろなことが起きます。
指定した色を無断で変更されたり、イメージしていた出来上がりと、異なるものを差し出されたり……。
このほか、工業製バティックで作った服の山を差し出され
「親戚が作っているから、少しだけでも買ってくれ」と頼まれたり、
「手描きのバティックを、シャツに仕立ててみたから買ってくれ」
「あなたの資料になりそうだから買ってくれ」などと様々なことがありました。
そんな布も、プロのセンスと手を加えることで生まれ変わることができました。
---鎌倉、湘南のさわやかな薫りのする、大人のカジュアル。
お買い物やお出かけによさそうなバッグや、生活が楽しくなる布小物類など、
元気で爽やかな、鎌倉の風を運んでくれそうです。
プリントした写真を撮っているため、画像が悪くなってしまいました。
写真の作品は「つるの織り部屋」(ブログ)で、キレイな画像でご覧いただけます。
■カジュ アートスペース
http://khaju.com
■つるの織り部屋
http://blogs.yahoo.co.jp/khaju_art
■暮布図 くらふと 展の詳細はコチラから■
http://blogs.yahoo.co.jp/rmkn980302/6579137.html
今年の展示会は、さらに更紗とアジアの布の可能性を求め、
手芸家、工芸家の方々のお力をお貸りして、暮布(くらふと)展を開催します。