『更紗今昔物語』---ジャワから世界へ
情報としてのお知らせです。
国立民族博物館(大阪) 通称「みんぱく」において、
下記の特別展示が開催されています。
『更紗今昔物語』---ジャワから世界へ
2006年9月7日(木)~12月5日(火)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
毎週水曜日(※ただし、水曜日が祝日の場合は翌日が休館日)
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
電話:06-6876-2151(代表)
http://www.minpaku.ac.jp/special/sarasa/concept.html
バティックの名で知られるインドネシアのジャワ更紗。
そのデザイン・ソースのほとんどは海外からもたらされてきました。
一方、200年あまりも前からヨーロッパで、さらにその後には、インド、日本、
インドネシア、タイ、中国などでつくられるようになったジャワ更紗のデザインを
コピーした木綿のプリント更紗は、アフリカや東南アジアに送り出されてきました。
19世紀以降のアフリカや東南アジアで色あざやかなファッション素材として普及
しているプリント更紗のデザインのルーツは、ジャワ更紗だったのです。
また,ジャワ更紗のロウケツ染めの技術は20世紀初頭からひろく世界に波及し、
あらたなアート&クラフトとして展開しています。
グローバル化のうねりのなかでダイナミックに変貌をつづけるジャワ更紗のデザインと技術。
1000点を超える大量の展示資料によって,その過去と現在をご紹介します。
<---案内文より>
これまでにはない、興味深い内容で、ジャワ更紗の発展と変化、
その多様性を紹介しているのではかと思います。
興味のある方は、この機会をお見逃しなく。
---写真は、典型的なジャワ更紗といわれる
ジョクジャカルタのバティックです。
上記の展示企画の内容とは、関係はありません。