赤インド更紗の仕覆・水野このみ/窯変ぐい飲み
この夏に開催した『暮布図展』で、お針子作家・水野このみさんの
更紗をつかった仕覆や数奇屋袋は、高い評価を受けました。
水野さんには、更紗の模様を反転させ、グラデーションの糸を刺した
数奇屋袋や、ボール型のまるいアタの籠に仕覆をあわせた作品、
更紗のほか、アジアの布をつかったものも出品いただきました。
伝統技法を活かしながら、新しいカタチを生み出すところが、新鮮に映りました。
多くの来場者の注目を集め、茶道の心得のない私も、お気に入りのうつわや籠を、
好きな更紗の布で包む、くるむ、楽しみを学んだ機会でした。
すべてをお見せできないのが残念です。
写真の仕覆は、赤インド更紗。近年のものです。
やきものは、「変窯ぐいのみ」棚橋淳作 (瀬戸)
水野さんのお勧めのやきものでした。とても気に入ってしまい、
私のものに...なってしまいました。
本年も一年間、みなさまには大変お世話になりました。
多くの出会いがありましたことを、心より感謝を申し上げます。
新しい年も何卒よろしくお願い申し上げます。
健康にご留意のうえ、これからの楽しい季節をお過ごしくださいませ。
古賀 るみこ