ジャワ更紗裂織手提ほか
お正月は、夫も休みが取れたので、関西の夫の実家で過ごしました。
車での帰省でした。往路も復路ともに、お天気に恵まれたものの、
混雑を避けることはできず、運転で疲れきって終わったお正月でした。
写真上は、昨年の「暮布図」展に展示するために、竹内啓子さんに制作していただいた手提げです。
いつもなら、渋い色の糸や布ばかりで織るのですが、カジュアルで新鮮な色合いにしたかったので、
縦糸に藤色の綿糸、よこ糸にバティックを裂いた糸を織り込んでいます。
写真下は、柿渋染め×草木染めを施した布に、紅梅(こうばい)色の
バティックの模様部分を切り取って、中心にリボンテープのように縫い付けてもらいました。
渋い味わいの中に、どこか可愛らしさを感じさせるバッグに仕上がっています。
写真は、昨秋、沖縄で撮りました。沖縄らしい力強い日差しですね。
反面、光が強くて、バティックの模様がきれいに写っていないのは残念です。
これから春を迎えるまで、染めをしたり、織りをしたりして、過ごそうと思います。
暖冬といわれますが、春が待ち遠しいですね。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。