vol.1古帛紗/暮布図 craft展 2007・KANSAI
かつて、シガラジャ(インドネシア・バリ)が栄えていた頃、
高位な方が肩掛に使っていた、金糸使いの紋織りです。
その歴史から考えると150年以上前のもの。
以前、インドネシア人の友人から、「子供の結婚式の費用のために売りたい」
との申し出があり、考えた末に購入しました。
当初から、畳み目が裂けつつあり、あまり状態がよくなかったため、
布に挟んでロール状に巻いて保存。
けれど、巻いた時に引っ張りすぎたのか、とうとう裂けてしまいました。
せっかくの古くて良い布なので、何かに活かせないかと考え、
一部を水野このみさんに、古帛紗に仕立ててもらいました。
茶会の席では「シガラジャ間道」と名が付くのでしょうか。
1点限りのものです。
---古帛紗の下に敷いた布は、さき織りです。
今回の暮布図展には、関西在住の方々からのご要望もあり、展示販売させて
いただくことにしました。織り仲間の竹内啓子さんが織ったものや、私が織った
ものなどいろいろあります。
そのままテーブルセンター、花瓶敷きなどにご利用いただけるのはもちろんですが、
めがねケース、ペンケース、バックなどの素材としてもご利用いただけます。
暮布図展ではお手ごろな価格設定で展示。販売予定価格 1890円(小)より
暮布図craft展
20077年6月15日(金)~23日(土)まで「風来」(明石・兵庫)にて
JR・山電「明石」駅 徒歩10分
http://blogs.yahoo.co.jp/rmkn980302/33177241.html